私が学生の時に思っていたことが社会人になってから変化したことについてお話します。
【挨拶】
私は挨拶は当たり前にするものなので、なぜ重要視されているのかよく分かりませんでした。
でも、この3年間会社勤めをして分かったことが2つあります。
①自分を認識してもらえる
②コミュニケーション、会話のきっかけになる です。
何を話したらいいのか分からなくても挨拶は最初からできるコミュニケーションになります。挨拶をしたことによって、いつも挨拶してくれる子だな、何か他にも話しかけてみようかな、と会話が広がるかもしれません。実際に挨拶をすることによって、自分から話せるようになったり、話しかけてもらえるようになりました。挨拶ができる人は『一緒に働きたい』と思わせられるし、とても印象が良いので重要な見極めポイントになります。
【考え方】
学生の時は問題には必ず1個の答えが存在していることが当たり前でした。社会人になるとやり方は人それぞれで、個人に合ったやり方で進めることが普通になります。何も分からない入社当時にはいろんな方から教えてもらって、いろんなやり方を学んで正解が分からずパンクしました。1年目はとりあえずやってみようでがむしゃらに働くので精一杯でしたが、2年目からは少し余裕が出てきたので自分で考えて良い悪いを判断してもらい、改善して製作を始めるようにしました。自分で考えることで、内容が理解でき、仕事の効率が上がる利点があるのでオススメです。
【最後に】
新入社員に何を求められているのかを考えた時に、技術や知識なのかなと思いがちですが、私はそれよりも人とどれだけ関われるかだと思っています。私は建築学科卒業なので大道具の知識は全然なくてスケール感が少しわかるくらいでした。初めはそんな初心者が会社に貢献できるのかと心配していたところがありましたが、先輩方に技術を求められたことはありません。先輩に質問できること、頼ることができることの方がとても重要になります。分からないまま作業する、自分で良いと判断してしまうことは何一つ学びがないし、責任が取れない若手が一番やってはいけないことです。学生の頃は自分でやって当たり前だったかもしれませんが、頼って良いです。むしろ、頼ってほしいです。そんな助け合いの関係性が強いのが弊社の魅力だと思っているので、ぜひ参考にして頂きたいと思います。